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坂井市のDeepなモノ・ヒト・コトを巡る旅【SDC 丸岡編】(2023.06.10)

『あなたがまだ知らない坂井市のDeepなモノ・ヒト・コトを巡る旅』SakaiDeepCaravan(SDC)

SDCでは、参加者のワイワイガヤガヤした交流を通じて坂井市のDeepなモノ・ヒト・コトを見つけに行きます。

日時:令和5年6月10日(土曜日)9時30分~17時00分
◆参加人数:17名
◆内容:以下を訪問し、そこにいるヒトに話を聞き、体感することによりDeepな坂井市(丸岡町)を再発見します。
【トコロ】城小屋マルコ(#城好きの集うCafé)
【ヒト】橋本健二(#丸岡城天守を国宝にする市民の会)
【コト】日本一短い手紙(#手紙の館#一筆啓上賞)
【ワザ】越前織(#エイト#工場見学#体験)
【ヒト】たけくらべ広場の管理人(#畑清隆さん#竹田の里)
【シゴト】竹田Tキャンプ(#大学生#関係人口)
【トコロ】ラクラルテ(#薪火の見えるレストラン#松下ひかりさん)
【ヒト】福井のカズさん(#カズチャンネル#YouTuber#サプライズゲスト)

城小屋マルコ:橋本健二さん
一般社団法人 丸岡城天守を国宝にする市民の会として様々な活動をする橋本さん。町内にある妙光寺を宿坊にする活動や、骨董市・甲冑の着初式の企画、また、まちのなかをレンタサイクルで散策できる「きゃっチャリ」事業など「丸岡のにぎわい創生」について紹介いただいた。2020年に誕生した「城小屋マルコ」はお城に関する約600冊の蔵書が並ぶお城ファンの寄り合い所。名物の五角形水羊羹をいただいた。

一筆啓上 日本一短い手紙の館
徳川家康の家臣、本多作左衛門重次が陣中から妻へ宛てた手紙をもとに日本一短い手紙「一筆啓上」の文化が根付いている丸岡町。1993年に日本初の手紙コンクール「一筆啓上賞」が誕生し、館内では、これまでの応募作品がさまざまな形で展示されている。入賞作品が滝のように流れ落ちるモニターや愛媛県西予市で毎年募集されている「かまぼこ板の絵」とコラボした作品など、参加者は一つひとつの展示にじっくり目を通していた。

一筆啓上茶屋
丸岡町は、県内有数の蕎麦の産地。お昼は丸岡城の隣にある「一筆啓上茶屋」で、丸岡産の玄蕎麦をつかった手打ちの「越前おろしそば」とソースカツ丼セットをいただいた。

エイトリボン
経営難となったリボン工場を受け継ぎ、国内最大のチロルリボン工場として復活した「エイトリボン」。2021年にリノベーションした工場を見学し、リボン工場の歴史や製造工程についての話を伺った。見学後は、リボンを使ったバッヂ作りに挑戦。たくさんのチロルリボンを組み合わせながら、世界に一つだけのバッヂ作りを楽しんだ。

たけくらべ広場:畑清隆さん
ロケーションの良さやリーズナブルな価格、過ごしやすさなどが人気となり、今や休日には県内外から100組以上のキャンパーが訪れている。管理人として長年活動している畑清隆さんは、お客様からの声を取り入れながら、過ごしやすい空間をつくるため改善を続けている。35年前から「しだれ桜」を植え始め、15年前から「しだれ桜まつり」を開催。春の景色は圧巻で、リピーターも多い。

竹田Tキャンプ
丸岡町竹田地区を舞台に、大学生が地区住民や行政と連携しながら、地域の課題や魅力について考え、プロジェクトを実践する活動「竹田Tキャンプ」メンバーと交流。学生自身が地域との関わり方を見出し、「じぶん事」として竹田を掘り下げて欲しいという思いから、「もしも事」「ゆめみ事」「たずね事」など、プロジェクト名はすべて「○○○事」としているそう。 2016年から開始した竹田Tキャンプは、卒業後も竹田に関わるOBOGが年々増えており、実際に坂井市に移住したメンバーもいる。

La clarte:松下ひかりさん
閉園となった保育所をリノベーションし、2017年に誕生したレストラン。2021年には「ミシュランガイド北陸 2021 特別版」でビブグルマンを獲得し、県内外から多くのお客さんが訪れている。一番人気は、薪オーブンでじっくり焼き上げられた自家製のソーセージ。「子どもたちが食べても安全なソーセージをつくりたかった」というオーナーの松下ひかりさんの思いが込められていた。

スペシャルゲスト:Youtuber カズさん
この日はスペシャルゲストとして、Youtuberのカズさんが登場。福井で暮らしながら仕事と家庭、育児を大切にしてるライフスタイルや、若者への期待、今後のビジネスの展望についても語っていただいた。

参加者からの感想
・三国出身だが丸岡エリアをこれまで回ることがなかった。三国とは違った人の魅力があった。
・たけくらべ管理人さんの話を聞き、この場所への思いを感じた。次回はぜひキャンプしたい!
・昨年福井に移住した。坂井市の魅力をもっと語れるようになりたい。
・越前織の技術の高さをあらためて感じた。いろんな人に語れるネタができた。
・丸岡はあまり訪れたことがなく「こんな人がいるらしい」「こんなものがあるらしい」という不確かな情報しかなかった。自分の目で見れてよかった。
・丸岡出身にも関わらず、今回の場所はほとんど回ったことがなかったので、新たな魅力を知れた。
・三国・丸岡ともにまちを盛り上げようとする動きや人が多いと感じた。
・越前織の工場を見学し、昔からの思いや技術のなかにも新しいものを取り入れようという姿勢があり、とても刺激を受けた。
・三国に比べ、丸岡はエリアが広いので、いろんな魅力が点在しているように感じた。
・自分の将来や生き方も見直せる良い機会になった。
・ラ・クラルテさんでただ美味しいだけではなく身体によいものを大切にしたいという姿勢に感銘を受けた。
・県外出身だが祖母の家が福井にあり、よく遊びに行っていた。福井が大好きなので、自分の目で見たものを発信したい。
・キャラバン参加者も熱量のある人が多い。参加してよかったと思う。