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まずは、780個の魅力を発散することからはじめよう。【SDS vol.01】(2023.05.09)
坂井市ブランディング推進ワークショップ(SakaiDeepSessions)とは
東尋坊や丸岡城などの観光地、
越前がにやコシヒカリなど魅力的な特産品、
海や山などアウトドアを楽しめる自然など、
なんでもある坂井市の『なんでも』を言語化する坂井市ブランディング推進ワークショップ「SakaiDeepSessions」
計6回のワークショップ(SakaiDeepSessions:通称SDS)と、
計3回のフィールドワーク(SakaiDeepCaravan:通称SDC)を通じて、
坂井市のブランドメッセージ・ロゴ・キャラクターの3点が誕生しました。
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第1回SakaiDeepSession@松川レピヤン(2023.05.09)
1.日時:2023年5月9日(火曜日)18時30分〜20時30分
2.会場:松川レピヤン本社(坂井市丸岡町舛田20−5−1)
3.講師:河井孝仁先生(東海大学文化社会学部広報メディア学科教授)
4.参加者:39名
5.実施内容:
河井先生による「坂井市ブランディング・ワークショップ」
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5-1地域魅力創造・拡散スパイラルの考え方
地域魅力創造・拡散とは、地域ごとに素敵な場所があるだけでなく、それをどう活かすのか。そのまちで暮らし、生きていく姿を編集していくことで、坂井市ならではの差別的優位性を見出す動きのこと。今回は「地域の魅力を発散」することが目的。
5-2ブランドの重要性
・ブランドは「焼印」が語源
・坂井市はほかとどう違ってどういいのか(差別的優位性)を考えることがブランドにつながる
5-3グループ毎に坂井市の魅力出しと共有
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・坂井市の魅力を一人20個(+坂井市にはないが活用可能な魅力2個)リストアップし、ふせんに書き出す
今回、39名参加なので、20個×39名=780個の魅力が発散されることになる。
※「坂井市にはないが活用可能な魅力」をリストアップする理由
坂井市在住であっても、日々の暮らしは坂井市だけで完結するわけではない。周辺地域の魅力も可視化することで、坂井市の魅力を引き出す新たな視点を生み出すきっかけになることをねらっている。
・ヒト・モノ・コト・トコロ・シゴト・ワザ・カコ・ミライ・クウキに分けて、一人ずつふせんの内容を紹介しながら貼り出す(話しながら作業することが大事)
・さらに「カンヨ」(地域関与できる機会)を一人2つ考え、貼り出す
地域関与は、必ずしも「まちづくり活動」への参加には限らなず、少しでも気持ちが良くなる関与でOK(自治会への参加やPTA活動、地域のお祭りへの参加など)
・貼り出したふせんの内容はメンバー全員が紹介できるようにする(自分以外のふせんについてもわからない状態がないようにする)
→全員が語れる状態にすることで、今後、新しい参加者が加わっても、これまでのワークショップの内容や坂井市の魅力を共有できる状態にすることが大切
6.ワークショップまとめ
各グループで高校生から社会人まで多様なメンバーが入り交じり、活発な意見交換が行われていた。それぞれがふせんの内容を熱く語りながら紹介し、これまで知らなかった魅力についても世代を超えて情報交換する様子が印象的だった。
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